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○ 稲美町・加古川市・姫路市・赤穂市 ○ |
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水辺の里公園 ![]() |
天満大池公園 ![]() |
神戸新聞に、稲美町の水辺の里公園が紹介されていて行ってみたのですが、すぐそばに天満大池公園もあり、いつも車で順番にまわります。神戸新聞の記事では、水辺の里公園で野鳥を撮影される方の話が紹介されていて、それでは是非、と行ってみたのです。水辺の里公園は、そんなに広い公園ではないのですが、加古川に生息する魚の水族園があって、ギャラリーで展覧会が開かれていたりします。 天満大池公園は、とても広くて、遊歩道は歩きごたえがあります。天満大池にも野鳥がいて、その池でしか見たことない鳥もいました。秋には湖畔のラクウショウが見事に紅葉します。 |
加古大池公園 ![]() |
加古大池公園は、水辺の里公園や天満大池公園と同じ稲美町にあって、丁度三角形の各頂点のような位置にあります。稲美町は広々とした平野で、山や海に囲まれた神戸の人間からすると開放感満載なのですが、土地に高低差が少ないので稲作に必要な水を確保するために、あっちこっちに溜池(ためいけ)があり、ため池が稲美町の観光資源になっていて、なかでも加古大池は兵庫県下最大の貯水面積で、その広大さを活用して様々な施設が整備された公園です。 初めて加古大池公園を訪れた時は真冬だったのですが、魚釣りをされている方がたくさんいらっしゃって、夏に来た時はウインドサーフィンを楽しまれる方がおられたのには驚きました。とにかく散歩するために来た私たちにも、広い池の周りが遊歩道になっていて、たっぷり散歩が楽しめるのです。 |
鶴林寺 ![]() |
私が通っていた中学校は明石にあったので、1年生の時の遠足は加古川の鶴林寺に行きました。鶴林寺は本堂と太子堂が国宝建築物という由緒のあるお寺なのですが、中学1年生の私には、その頃、人気の奈良のドリームランドがいいのに、と思ったのです。3年生の時の遠足は奈良のドリームランドで、ゴーカートに乗ったりして楽しかった。ある時期、私が在団していた大阪シンフォニカ―(現大阪交響楽団)の管楽器のメンバーがアルバイトで奈良のドリームランドのパレードで演奏していて、妙に懐かしかったのですが、いつの間にか無くなってしまいました。 今や日本中、あっちでこっちで、テーマパークが大流行(おおはやり)ですが、私は全く興味がない。鶴林寺の境内には悠久の時間が流れ、無辺の空間が広がっている。どんな最新の、どれほど巨大な大仕掛けでも、鶴林寺が醸し出す時間と空間を凌駕することは、金輪際、出来ないのです。 |
ヤマサ蒲鉾 ![]() |
ヤマサ蒲鉾の工場敷地内の蓮が見頃を迎えている、という記事が神戸新聞に写真入りで出ていて、見に行きました。姫路バイパスの中地インターを出て県道67号を北へ。この道は、書写山圓教寺や、ゆめさきの森公園、福崎に行くのに何度も走ったことがあって、途中、道沿いの川の対岸にヤマサ蒲鉾の工場が見えて、こんなところにヤマサ蒲鉾があるのだと思っていたので、迷わずたどり着けました。工場の敷地内の駐車場に車を停めて、案内板を見ながら広い敷地を歩いていくと、工場の北側の一面に、蓮の大輪が咲き誇っていました。私は睡蓮が大好きで、開花の季節になると、毎年、必ず、森林植物園、三木山森林公園の睡蓮を見に行くのですが、清楚な睡蓮と違って、華麗な蓮は、また格別の見応えがあります。 ヤマサ蒲鉾の蓮は、本来は蒲鉾の材料にするレンコン畑で咲いているのでしょうが、一般の人の鑑賞に無料開放しているのです。 初めてヤマサ蒲鉾の工場を訪れた時、その巨大さに驚きました。神戸の人間には、蒲鉾というとカネテツなのですが、ヤマサ蒲鉾はこんな大工場で生産されているのだ。蓮の花を見に来て、もう見頃は終わってしまっていたけれど、芝桜も工場内で栽培していて、やはり一般開放していることを知りました。ぜひ来年は、と翌年、芝桜を見に行ったのですが、工場の南側の小高い丘の斜面一面に、芝桜の色とりどりの花が咲いていたのです。蓮の花は、蒲鉾の材料にするレンコンの花だから、鑑賞の為だけに育てているわけではないでしょうが、芝桜は、一般の人に開花を楽しんでいただく為だけに育てているのでしょう。沢山の人が芝桜の手入れに精を出されていて、花を咲かせるコストは、並大抵ではないはずなのに。私企業が、なぜこれほどに採算を度外視した事業を続けておられるのか。しかし、そういう企業が世にあることは希望です。 |
綾部山梅林 ![]() |
以前、姉が上郡に住んでいたことがって、元々、私と同じ須磨の月見山で生まれ育って、結婚してからは須磨の板宿に住んでいたので、上郡に住むようになって、西播磨のあちこちに遊びに行くようになり、「久雄ちゃん、赤穂岬の景色、綺麗よ」とか、「佐用町の西播磨天文台の近くに木造りのホールがあって、久雄ちゃんなら、きっと気に入ると思うよ」とか、色々教えてくれて、佐用町のスピカホールは、私も行ってみて、いっぺんで気に入って、それから何度も何度も、録音の会場に使うことになりました。姉が教えてくれた観光スポットの一つが綾部山梅林です。 散歩を始めて、是非、綾部山梅林に行ってみようとホームページで開花情報を確認して行ってみました。どのルートで行けばよいのか、ホームページで調べると、姫路バイパスの中地出口から南下して国道250号を西に行くのが分かりやすそうだったので、そのルートで行ったのですが、姫路から西は工場地帯で大渋滞でした。帰りも同じルートを走ったのですが、さらにひどい渋滞でした。 綾部山梅林の梅は見事!の一言で感動したので、翌年も行ったのですが、渋滞に懲りたので、第二神明道路、加古川バイパス、姫路バイパス、太子バイパスを通って、龍野から南へ走ったら随分早く着くことが出来ました。以来、毎年欠かさず、梅見に出かけます。何度も通っているうちに頭に浮かんだキャッチコピーです。「梅を見るなら綾部山」、お粗末でした。 |
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