| スマートフォン |
| スマートフォンの功罪について、功は、あえて書くまでもないでしょう。これだけ普及したことが証明しています。罪については、あえて書くことが本論の主旨なのですが、2024年に実施された兵庫県知事選挙の結果は、その結果をどう評価するかは人それぞれでしょうが、スマートフォン社会の到来を措いて在り得なかった現象でしょう。私は、唯々、恐ろしい。 問題は、スマートフォンが伝える情報がバーチャルであることに尽きます。その真偽のほどは分からない、真贋を判断する根拠がないのです。次の問題は、スマートフォンの機能上、異様に拡散できる。その結果、多量な情報であるがゆえに真実であると錯覚される。さらにアッという間に拡散するので、針がとつぜん右に振り切ったり左に振り切ったりする。ポール・デュカスの「魔法使いの弟子」のように手に負えなくなってしまう。 さらに問題なのは、スマホ依存でしょう。四六時中、スマートフォンを見ないと気が済まない。歩きながらスマホ、自転車に乗りながらスマホ、挙句の果てに車を運転しながらスマホ。危険極まりない。頭の中がスマートフォンの情報で満杯で、本来、五感で察知する人間の生命維持に係る重要な情報の入る隙間がなくなってしまっている。 私は、自慢ではないですが、これまで一度も携帯電話を使ったことがありません。スマートフォンは触ったことすらない。そんな私が、スマートフォンについて書き連ねたことに信憑性があるとは言いかねますが、ちょっとでも思い当たる節があれば心に留めて頂ければありがたいです。 |