「三久庵」は「神戸元町 丸太や」の四代目三木久雄のホームページです。ゆっくりとご覧いただければ幸いです。
 呉服屋人生五十年でたどりついた商売の要諦は「人と人との出会い、心と心の通い合い」「ピンチはチャンス」でした。
 「呉服屋」とは呉服の商いを「生業(なりわい)」とするものです。「生業」とは読んで字のごとく生きる為の業(仕事)。呉服の商いが出来なければ生きていけない。生きていく為に毎日、真剣に呉服業に励んでいます。今の時代、呉服屋であることは大変です。大変だから考えざるを得ない。考えると自分なりに見えてくるものがあります。過去が、現在が、未来が。たとえ視野が狭くとも、視点が甘くとも、視力が弱くとも、自分の眼でものを見ることは大切です。呉服屋であるから見えたもの、呉服屋であり続けたいから考えたことを書き留めました。