| 「三久録」は、庵主、三木久雄の備忘録です。日々の暮らしのなかで感じたこと、考えたことを取り留めもなく書き綴りました。タイトルの「三久録」は「三・六・九」のモジリです。 | |
2026年5月30日 |
散歩 |
| 私は還暦を過ぎた頃から休日に散歩するようになりました。息子が店に入って多少の力仕事を肩代わりしてくれるようになって体重の増加が気になったからです。それまで散歩などしたことがなかったのが家内と二人一緒に散歩を始めて良かったのは近場に気持ちの良い散歩スポットが沢山あったことです。以前は泊りがけで出掛けたこともあったのですが最近は精々1時間以内で行ける所だけなのですが、それでも素晴らしい公園が一杯あるのです。 3月から週休5日になり、つい7年前までは水曜日の定休日だけだったのが月に一度連休するようになり、去年から週休2日になったのがイッペンに週休5日になって何が良かったかというと同じ公園に、何時(いつ)でも、何度でも行くことが出来るようになったことです。散歩の楽しみは何といっても花逍遥、咲き誇る花の美しさを愛でることなのですが、如何(いかん)せん「花の命は短くて」なのです。週に一度や二度の休日では満開の桜を、と楽しみにしていても、まだ三分咲きだとか、雨が降ったりとか、今年はこの公園しか行けなかったとかで不完全燃焼で終わることが多かったのですが、週休5日だと、まだ三分咲きだから来週もう一度行ってみようとか、明日は晴れそうだから明日にしようとか、如何様(いかよう)にも対応可能なのです。 60歳の声を聞くまでは散歩などとは無縁だったのが散歩を始めてツクヅク良かったのは自然に秘められた生命力に元気を頂けることです。天を突く樹木の荘厳さ、地を這う巨根の強靭さ、空を覆う満開の華麗さ、人知れず咲く野草の可憐さ、何もかもが力強く美しい。とりわけ千変万化、四季折々の移ろいは見飽きることはありません。若葉萌え花咲き誇る春、緑陰深く光り輝く夏、華麗を極める紅葉の秋、自然の裸形に生命の根源を知る冬、いついかなる時も自然は豊かで感動に満ち溢れています。 私の「お気に入り散歩スポット」を「趣味の話」の「散歩」に紹介しています。 |
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2026年5月20日 |
フェイスブック |
| 今はやりのSNSですが私も以前、6年ほど前までブログを書いていました。今から18年ぐらい前に神戸商工会議所が「こうべブログ」を立ち上げられて担当の方から「プラスはないかもしれませんがマイナスはないです」と勧められたのです。書くのは好きなので始めると毎日更新していたら管理されている方の目に留まったみたいで、神戸商工会議所が「こうべブログ」のセミナーを開催された折、経験者として話をする機会を頂きました。「こうべブログ」を都合12年ほどの間、書きも書いたりでイッパイ書いたのですが、書くことは考えることなので、ブログを書き続けたお蔭で色々考えさせられました。「三久庵」に掲載した「商鑑」「商道」「きもの四方山話」 「コンサート物語」「まるたやフレンドリーコンサート」 「来るべき社会像」 「若木頌」は「こうべブログ」に書いた文章を原稿にしています。 残念ながら「こうべブログ」は6年ほど前、コロナ感染症が猖獗を極めた頃に終了しました。以来、SNSはやっていないのですが理由は単純にスキルが無いからでスマートフォンを未だ触ったこともない人間には到底無理なのです。代わりに2年前に「三久庵」と名付けたホームページを立ち上げました。私が立ち上げたわけではなく30年ほど前から「丸太やホームページ」を制作して下さっている「ケイ・アイ・シー」に制作して頂いています。身に余る素晴らしいホームページ(自画自賛)を制作して頂いて感謝感激なのですが気軽に日々の雑感を書きたいと思い続けて新たにフェイスブックを立ち上げました。 私も本年目出度く喜寿を迎えて余生を謳歌しているのですが、毎朝、毎昼、毎夜、レコードを聴いて、映画を視て、本を読んで、感じること、考えることが沢山あって、その感動を、感想を誰かに伝えたくてムズムズしていたのですが「もの言わぬは腹ふくるる技なり」と古来申しますのでフェイスブックでも始めようかと思い立ったのです。と言って私の出来る技ではないので、家内と娘に絶大なるご協力を頂いて始めることが出来ました。ご一瞥(いちべつ)頂ければ幸甚です。 |
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2026年5月10日 |
余生 |
| 去る三月、私は「丸太や」の第一線を退き、土曜、日曜、祝日だけ店に出るようになりました。休日が一挙に増え、私は人生の一大転機を迎えたのです。「丸太や」の現役時代、やるべきことはやりつくして思い残すことは何一つありません。大学を卒業するまでを第一の人生だとすると「丸太や」に入社して呉服屋として家業に邁進した第二の人生から悠々自適の第三の人生を歩み始めることができたのです。余り好きなコトバではないのですが私に与えられた余生をどう過ごすのかと思い悩むことは全くありません。やりたいことが山ほどある。高校生の時、友人から「三木はディレッタンドだね」と言われてプチショックだったのですがプロになれない生来の趣味人にとっては本領発揮の好機到来なのです。 私はこれまで「飲む打つ買う」とは無縁でビタ一文お金を使ったことは無いのですが趣味のためには大枚の金をはたいてきました。音楽を聴くためのオーディオとレコード、演奏を録音するためのテープレコーダーとオープンテープ、映画を見るための液晶プロジェクター・レーザーディスクプレーヤー・DVDプレーヤーとソフト、写真を撮るためのフィルムカメラとフィルム、どれもなかなかの買い物でしたが身の程もわきまえず散財してきました。ただし唯に買って満足するタイプではなくてチャンと聴いて視て撮ってきたので浪費ではないと断言できるのですが、もっともっと鑑賞したい、活用したいと思っていたので、かつてなく自由な時間がイッパイ増えて思う存分、余生を謳歌するつもりです。 私の趣味談義を「趣味の話」に書きましたので御一読いただければ嬉しいです。 |
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