平成23年7月から、神戸元町商店街が発行する「こうべ元町新聞」に連載を始めました。商売を歴史的に考察する試みです。
 家業の呉服屋になって以来、商売について考え続けてきましたが、これまで考えたことを「商道(あきないみち)」として書き留めてみました。
 平成十五年、呉服屋になって三十年を迎えました。誰の人生も平坦ではないように呉服屋人生も山あり谷あり、気がつくと三十年が経っていました。十年一昔、三十年ならば三昔。三十年を節目に越し方、行く末に思いを馳せました。
 呉服屋になって40年近くになりますが、「きもの」について感じたこと、考えたこと、調べたことを書き綴ります。題して、「呉服屋、きものの薀蓄を語る」。
 音楽をモチーフにしたオリジナル商品「丸太やオリジナルコレクション コンサート」の誕生秘話です。
 2010年4月、第30回目の「まるたやフレンドリーコンサート」を迎えるに当たって、考えたことを書き綴りました。
 2009年1月、93歳で亡くなった母の想い出を綴りました。母の一生は、「丸太や」の歴史でもありました。
 「丸太や」五代目当主三木弦(ゆづる)の生い立ちの記です。
 今、日本の社会は、まさに内憂外患です。しかし歴史は遅々としながらも、着実に進歩の階梯を歩むのです。その原動力は、私たちの日々の生き方から生まれるのです。